泊まった部屋の実測(5)

ホテルグランドブルターニュ(アテネ)

会社の社員旅行で訪れたギリシャ。アテネの中心、ギリシャ議会議事堂前のシンタグマ広場に面した、非常に高級なホテルに泊まらせていただきました。

まず、廊下から入ってすぐの前室だけでも収納含めて3畳弱のスペースがあります。床はギリシャらしい3種類の大理石による象嵌模様。入って左側に居室、右側に水まわりがあります。天井高は2430mm。居室はさらに高く3500mmほどの高さがあり、居室に入った時とても広やかな感覚があります。

クローゼットは豊富に衣類が入り、扉を開けると抑えられていたスイッチの突起が伸びて照明が点灯する仕掛けになっています。今でこそ人感センサーという手もありますが、造られた当時はとても気の利いた方法だったのではと思います。

2枚目は水まわりの平面図です。四畳半弱のスペースに洗面、シャワー、トイレ、バスタブがゆったりと、しかも合理的に収められています。シャワーはガラス張り、床は前室と同じく大理石です。

分不相応に立派な部屋でしたが、肝心な居室部分を測り忘れ、実測は前室と水まわりの2箇所のみです……


ホテルに備え付けの用紙 鉛筆・色鉛筆