箱根の夏(2)

宮ノ下の路地裏

宮ノ下で途中下車した理由のひとつが
孤独のグルメに出ていたいろり家さん

道に迷って山道から路地裏へ彷徨うと
今は営業していなさそうなスナックが
お腹はぺたんこに減っていたけれども
その異様な迫力に負けてペンスケッチ

木製の電信柱や苔むし草の生えた看板
外階段は設計に使えそうと見ていたら

先程まで晴れていたのに暗雲立ち込め
奥の暗闇に白い取手が手招きしていて
何やら出てきそうな雰囲気に尻込みし
急いで描いてそそくさと退散しました

いろり家さんへはその後無事辿り着き
美味しいステーキ丼をいただきました


size:A4 画用紙 油性ペン・水彩

ヴィフアール水彩紙(中目)