稲村ヶ崎の切通し

夏の一日スケッチの最後に訪れたのは
江ノ電に乗り稲村ヶ崎の切通しでした

知人からリクエストをいただいた一枚
ここから見た江の島と富士山の風景が
若き青春時代の原風景とのことでした

神奈川も東京も厚い雲に覆われた一日
あいにく富士山は望めませんでしたが
夕方ようやく少し晴れ間が見えました

空へと差し掛けた松の枝も変わらずに
半世紀を経た今もそのままだそうです

稲村ヶ崎の夕暮れの江ノ電の絵に
その方が青春時代を過ごした家が
往時の姿のままに描かれていた由
不思議な偶然にとても驚きました

夕暮れの江ノ電と肉の稲村亭

奇しくも切通しの絵を描いた日が
その方のお誕生日と後でお聞きし
もう一度びっくり

偶然というのは重なるものですね


size:A4 画用紙 油性ペン・水彩

ヴィフアール水彩紙(中目)