たてものの実測

泊まった部屋の実測(4)

リーガロイヤルホテル大阪日本建築の近代化を目指した吉田五十八がタワー棟を設計したホテルです(当時の名称は大阪ロイヤルホテル)。特にロビーと庭園の水を室内に引き込んだラウンジが有名で、一度泊まって見たかったホテルです。大阪に住む同期の友人を訪...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(3)

奈良ホテル大きな現場が終わった年の夏休みに訪れた奈良一人旅。この旅の楽しみのひとつが奈良ホテルの実測でした。部屋の広さもさることながら、天井高もとても高く、さすがに一人で泊まるには勿体ない空間でしたが……室内は約1mごとに4寸(120mm)...
革鞄・革小物

黒檀ヘラ

(上から)加工前→粗削り→仕上げ磨き革制作の番外編で、道具を自作しました。縫い目や継ぎ目が外側から見えなくなる「内縫い」に仕上げる時、まず裏返しに組み立てておき、少しずつぐいぐいと押し込みながらひっくり返していきます。厚みのある革は硬く、布...
真鶴百景

真鶴百景(62)

幕山より湯河原駅からバスに乗り 梅の名所 幕山へ麓で梅を 眺めたあとに息を切らして 山頂に着くと瑪瑙色の海に 真鶴半島が浮かんでいましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(61)

水鏡宵のくち 不意にぴたりと風が止みまるで時さえ 止まったようにsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(60)

眠りにつく港年季の入った 三菱エンジンの建物の前静かに波打つ港で 眠りにつこうとする船を 街灯が やさしく 照らしていましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(59)

屋根の上のベランダ金色の朝陽を浴びる町並みを 特等席から眺めていますsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
革鞄・革小物

縦長ベルトポーチ

縫わない手法でいろいろ作ってきたベルトポーチの中でも、最大サイズのベルトポーチです。キーケースとミニ財布が同時に入るくらいのサイズ感です。今回も本体は一枚革で、ストラップは別に作ったパーツをカシメで留めます。広げた形はとてもシンプルです。今...
真鶴百景

真鶴百景(58)

水鳥の学校桟橋に囲われた 穏やかな場所で水鳥の子が 浜に上がってはまた 水の中へsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(57)

夕暮れの港年の暮れの 夕暮れに港に ひとり佇みどこまでも 透明な時間のなかで行く年を振り返りつつ 描いた1枚ですsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(56)

坂の途中に貴船神社の少し上 急な曲がり道に 1本の立木が 港を見下ろしていました燃えるような紅葉は 桜の木でしょうか春になったら 確かめに来たいなと そんなことを思いつつ 港のほうへ下っていきましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(55)

大きな石垣先人の手で ひとつひとつ積み上げられた 大きな石垣その向こうから 夕陽が差し思わず息をのむ 光景でしたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(54)

石垣に張り出した塀段々状の限られた地形の中で めいっぱい庭をとる工夫三角形の控え壁が 何ともリズミカルに並んで支えている姿が面白く 見入ってしまいましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
ちいさなオーケストラ

ちいさなバロックコンサート

制作途中のオーケストラ作品のなかからバロック楽器の奏者を3人選んで、「ちいさなバロックコンサート」と題して第74回藤沢市展へ出展しました。音量の小ささや調弦のピッチの違いゆえ、現実にはオーケストラの編成には入らない楽器たちですが、そこは「音...
真鶴百景

真鶴百景(53)

赤い灯台S字に下る道の先に 相模湾向こうに遠く霞むのは 三浦あたりだろうか港の赤い灯台に 尋ねてみたくなりましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩