革小物や革鞄の作品をご紹介するコーナーです。デザイン・設計・型紙起こし・裁断・製作まで一貫して行っています。
内縫い口枠鞄(3)
プレゼント用に制作した口枠鞄のサイズ感がとても良かったので、普段使い用に同じくらいのサイズでもう一つ作ることにしました。本体の素材は前2作と同じアラスカのアイボリー色です。持ち手などツートンカラーの所はミッスーリのチョコ色が無くなってしまっ...
内縫い口枠鞄(2)
前回の口枠鞄制作から1ヶ月、プレゼント用にもう一つ続けて口枠鞄を制作しました。本体に使用した革は前回と同じアラスカのアイボリーです。持ち手などツートンカラーのミッスーリの色は、前回は濃いめのチョコ色でしたが、今回は明るめのナチュラル色にして...
鞄の底板
鞄の中に入れる底板です。前回の投稿「内縫い口枠鞄(1)」が長くなってしまったので、別記事に分けてご紹介します。まず、芯材となる樹脂製の板をカッターで切り出します。あらかじめ、角から10mmほどの所に底鋲を通す円い孔を打ち棒で空け、樹脂板の四...
内縫い口枠鞄(1)
手縫いができるようになったらどうしても作ってみたかった鞄が、口枠付きの鞄でした。ドクターズバッグ、ロイヤーズバッグ、ダレスバッグなど、さまざまな呼び名のある鞄です。まずはサイズ感の検討ですが、A3サイズの図面を折らずに持ち運べる鞄がほしいと...
鞄の持ち手
手縫いで中華鍋の持ち手ができるなら、鞄の持ち手もできそうに思えたので、試みに作ってみました。習った訳ではなく、見よう見まねの独学です^^;手縫いができるようになったらどうしても作ってみたい鞄があったので、とりあえず持ち手が作れれば、鞄も行け...
中華鍋の持ち手カバー
最初の革制作から3年。手縫いは難しくてできないと思っていましたが、ひょんなことからできるようになりました。それまで、手縫いができないなりの工夫を重ねてカシメで小物を中心に作ってきましたが……ついにカシメではどうにもならないものが現れました。...
ギボシ長財布
内縫い風の長財布黒檀ヘラを作ったことで内縫い風の作り方ができるようになり、表現の幅が少し広がりました。名刺入れやカードケースなど、いろいろと挑戦してみましたが、一番やりたかったのがこの長財布です。フラップを留めている極小のギボシがアクセント...
黒檀ヘラ
(上から)加工前→粗削り→仕上げ磨き革制作の番外編で、道具を自作しました。縫い目や継ぎ目が外側から見えなくなる「内縫い」に仕上げる時、まず裏返しに組み立てておき、少しずつぐいぐいと押し込みながらひっくり返していきます。厚みのある革は硬く、布...
縦長ベルトポーチ
縫わない手法でいろいろ作ってきたベルトポーチの中でも、最大サイズのベルトポーチです。キーケースとミニ財布が同時に入るくらいのサイズ感です。今回も本体は一枚革で、ストラップは別に作ったパーツをカシメで留めます。広げた形はとてもシンプルです。今...
計算尺ケース
こちらはペンケースの応用です。横長のプロポーションにして計算尺ケースを作ってみました。計算尺を使う機会はそうそう無いのですが…フラップを開けたところです。HEMMI No.259Dがすっぽり納まります。側面は2箇所ずつカシメ打ちして強度を高...
カシメショルダー(2)
こちらは前作(カシメショルダー)の5ヶ月後、父へのプレゼントに製作した、縫わない革鞄の2作目です。デザインは前作と同じで、革は同じく名も無きタンナーさんのデッドストックの色違いです。前作と同じタンナーさんの革ですが、こちらの方が大分硬めで、...
カシメショルダー(1)
縫わない革制作の5作目、鞄としては1作目です。本体はベルトポーチ、フラップはシステム手帳の作り方の応用でできています。今回は留め具に初めてドイツホックを使用してみました。ヌメ革で作った試作試作小さめのショルダーバッグですが、それまでは小物の...
体育座りするクマ
革でいろいろなものを作り始めて少しした頃、実家の家族から「体育座りするクマのメガネケース」を作ってほしいと依頼がありました。届いたイメージスケッチ味わい深いイメージスケッチが送られてきて、早速作ってみました。バネホックのボタンを外すとクマが...
ペンケース
2つ並ぶとピーマンと赤ピーマンみたいな配色…縫わない革小物の4作目です。作り方は最初に作ったベルトポーチを応用してプロポーションを横に引き伸ばした(Dubをかけた)だけですが、側面のカシメは1箇所のみとし、留め具にギボシを使用しています。こ...
システム手帳
縫わない革小物の3作目です。こちらも縫わずにカシメと既製品のバインダー金具だけでできています。以前は人工皮革のシステム手帳を使っていましたが、愛着が湧いてきた頃に劣化してぼろぼろになってしまいました。長く使える手帳がほしいと思いながら、なか...