絵画

日々の風景

洋梨の樹

山形への旅の最後に 斉藤茂吉記念館へ立寄りました最寄の駅名も 茂吉記念館前帰りの電車を待っていると……落ち窪んだ畑の その底から 洋梨の樹が 腕をうねらせ 伸ばしていました地獄の底から湧いて出たような 異様な迫力に圧されて ペンを取りました...
日々の風景

東根の田園風景

東根温泉に一泊して 翌朝は霧雨のなかを歩きました畦道に青く 露草が咲き 猟銃の音が 遠くにこだまし山の頂が 上がりかけた霧雨にうっすら溶けていましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
日々の風景

雨よけハウス

山形 東根のまちを歩いていると さくらんぼ農家さんの雨よけハウスを 其処彼処に見かけます内覧会へ向かう途中でしたが その鰯の骨のように繊細な架構が とても美しく つい立ち止まってスケッチしました現地で画用紙にペン描きして 着彩は旅から帰って...
日々の風景

東根の大ケヤキ(2)

鍋野先生のご自邸 2期工事の内覧会にお声掛けいただき 2年ぶりに再び 東根に訪れました今回は晩夏 大ケヤキも豊かに葉をしげらせていましたその深い陰影は 冬に見たときの圧倒される感覚とは別の 何とも深く優しい表情でした道に立ってスケッチをして...
日々の風景

東根の大ケヤキ(1)

大学の授業「構法スタジオ」でご一緒させていただいている 鍋野先生の ご自邸の内覧会に呼んでいただいて訪れた 山形県東根市東根温泉に一泊して 翌朝 東根のまちを歩きました樹齢1500年という大ケヤキは 今まで見てきた すらりとしたケヤキのイメ...
真鶴百景

真鶴百景(69)

苔むす路地港から少し上がったところにしっとりと 落ち着いた一角size:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(68)

海辺の石切場海沿いに 石切場のある風景 かつては半島から 江戸城の石垣に使う石を切出して 船で運んだそうですsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(67)

山下浜ごろごろとした 大きな岩場にひとり 釣人の影size:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(66)

港で釣り停泊する漁船のすぐ横に 釣りびと半島が優しく見守っていて その囲み感が とても真鶴らしい風景だなと思いましたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
日々の風景

長崎 芒原橋

仕事で訪れた長崎朝早く目が覚めてしまったので 宿の近くを散歩していたら 川沿いに 春節のランタンが昨夜見に来ればと後悔しましたが 朝焼けを受けて眠そうな提灯も なかなか良いものでしたsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(65)

小早船貴船祭り華やかに着飾って 港に浮かぶ小早船を久々に 見ることができました夜になり きらびやかな光を纏って港を出てゆく姿も また見たいですsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(64)

岩海岸と弁天島夏は海水浴で賑わう砂浜です石橋山の戦いに敗れた源頼朝が 房州へ船出をした浜と伝えられています私はただ何となく 海を眺めたくなったとき ここに来ますsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
真鶴百景

真鶴百景(63)

岩海岸へ下る道なかなかの急坂を 降りていく途中垣間見える海に 期待が高まりますsize:A4 画用紙 油性ペン・水彩
日々の風景

月の松

上野公園 不忍池を見下ろす清水観音堂さすがに松の樹は 代替りしていますが広重も こんなふうに覗いたかと思うと思わず こみ上げてくるものがありますなんとなく この輪っかを くぐったら江戸時代に タイムスリップできそうなそんな空想を 広げてみた...
いごこち研究室

泊まった部屋の実測(7)

華の宿 ふくや秋の連休に訪れた箱根芦ノ湖畔の旅館にて、窓辺の安楽椅子にゆったり座りながらつい描いてしまった、窓まわりの実測スケッチです。部屋に入ると正面に見える大開口は400mmほどの腰壁とやや深めの窓の抱きが効いていて、窓まわりの一角だけ...