ヴァイオリンとヴィオラ

ちいさなオーケストラを作るにあたって、まず考えていたのが、ヴァイオリンとヴィオラの差をどう表現するか(表現できるか?)でした。

やってみると、これがなかなか奥の深い課題でした。

実物の約20分の1ほどのサイズ感なので、作ってみると数ミリの違いです。並べてよく見ないと差が判らないので、ヴィオラの方をやや大げさに、大きめに作っています。

上の写真は、横に並べて正面から見たものです。大きさの目安としてつまようじを一緒に撮影しています。左がヴィオラ、右がヴァイオリンです。

先ほどの写真とは別の人形ですが、こちらがヴァイオリンの場合です。

ヴィオラやチェロのように外周部のパーフリングは表現できないサイズ感なので、最初にルーズリーフを切り出す時に、細めの製図用シャープペンシルで描いています。

こちらがヴィオラの場合です。写真ではちょっと判りにくいですが、胴体の外周部に、細く切ったルーズリーフ(2枚をボンドで貼り合わせたもの)を巻いてパーフリングを表現しています。

弦のサイズ感を表現するため、使用する糸の太さもわずかに変えています。

ヴァイオリンの場合は、左3本(G,D,A線)を細いミシン糸をそのままの太さで使い、右端の一本(E線)は実物でも極端に細く針金のような鉄線になっているので、ミシン糸の撚り糸を解いて単糸にして表現しています。

ヴィオラの場合は左3本(C,G,D線)に少しだけ太いミシン糸を使い、右端の一本(A線)はヴァイオリンで使った細いミシン糸をそのまま使用しました。


ミニチュアヴァイオリン弾き・ヴィオラ弾き

素材

(人形部分):紙(ルーズリーフ)、ファンド、つまようじ、エナメル塗料

(楽器部分):紙(ルーズリーフ)、エナメル塗料、ミシン糸