タンニン鞣しのナチュラルレザーを用いて
使い込むほどに味わいの増す 革小物づくり
手で触れた時に 心地よいように
コロンとしたフォルムのものが多いです
中華鍋の持ち手カバー
最初の革制作から3年。手縫いは難しくてできないと思っていましたが、ひょんなことからできるようになりました。それまで、手縫いができないなりの工夫を重ねてカシメで小物を中心に作ってきましたが……ついにカシメではどうにもならないものが現れました。...
ギボシ長財布
内縫い風の長財布黒檀ヘラを作ったことで内縫い風の作り方ができるようになり、表現の幅が少し広がりました。名刺入れやカードケースなど、いろいろと挑戦してみましたが、一番やりたかったのがこの長財布です。フラップを留めている極小のギボシがアクセント...
縦長ベルトポーチ
縫わない手法でいろいろ作ってきたベルトポーチの中でも、最大サイズのベルトポーチです。キーケースとミニ財布が同時に入るくらいのサイズ感です。今回も本体は一枚革で、ストラップは別に作ったパーツをカシメで留めます。広げた形はとてもシンプルです。今...
計算尺ケース
こちらはペンケースの応用です。横長のプロポーションにして計算尺ケースを作ってみました。計算尺を使う機会はそうそう無いのですが…フラップを開けたところです。HEMMI No.259Dがすっぽり納まります。側面は2箇所ずつカシメ打ちして強度を高...
体育座りするクマ
革でいろいろなものを作り始めて少しした頃、実家の家族から「体育座りするクマのメガネケース」を作ってほしいと依頼がありました。届いたイメージスケッチ味わい深いイメージスケッチが送られてきて、早速作ってみました。バネホックのボタンを外すとクマが...
ペンケース
2つ並ぶとピーマンと赤ピーマンみたいな配色…縫わない革小物の4作目です。作り方は最初に作ったベルトポーチを応用してプロポーションを横に引き伸ばした(Dubをかけた)だけですが、側面のカシメは1箇所のみとし、留め具にギボシを使用しています。こ...
システム手帳
縫わない革小物の3作目です。こちらも縫わずにカシメと既製品のバインダー金具だけでできています。以前は人工皮革のシステム手帳を使っていましたが、愛着が湧いてきた頃に劣化してぼろぼろになってしまいました。長く使える手帳がほしいと思いながら、なか...
パスケース
縫わない革小物の2作目です。最初のベルトポーチが初めてにしてはそこそこうまくできたことに味をしめて(^_^;)、次に作ったのがパスケースです。使用した革は前回同様、革鞄工房さんから分けていただいたイタリアンレザーのミッスーリ。面白いのは、写...
ベルトポーチ
イタリアンレザーで作ったベルトポーチイタリアンレザーとの出会い最初の革制作で、ヌメ革でベルトポーチの試作をしてみて、オーダーメイドの相談をした革鞄工房へ持っていったところ、「これをうちの革で作ってみませんか?」と仰っていただき、そこでイタリ...
最初の革制作
きっかけ革を使って最初に何かを作ろうと考えたのは、今から6年前、2018年の冬のことでした。建築設計という仕事柄コンベックス(巻尺)をよく使うのですが、どこかに置き忘れたり、鞄に入れっぱなしにしたり、必要な時にとにかくよく忘れるので、腰に付...