旅のスケッチ

旅先で描いた 風景や実測のスケッチです

日々の風景

安曇野  穂高の花火

季節外れの夏の風物詩で恐縮ですが15年ほど前の夏 旅をした安曇野の花火の風景を改めて描いてみました満天の星空を眺め 宿を出てみると澄み渡る空気の中 花火の音がして田んぼの畦道に 椅子を持ってきて一列に花火を観ている地元の方々が微笑ましくもあ...
日々の風景

元町のスタインウェイ

5年ほど前 神戸で仕事をしていた時に気分転換に訪れた 思い出深い場所です思い立ち 木澤平通先生の個展の最終日早朝の新幹線に乗って 日帰りで神戸へ展覧会のあとに訪れて スケッチを一枚ところがその後で 素敵な出会いがありその子は ショパンのマズ...
いごこち研究室

泊まった部屋の実測(7)

華の宿 ふくや秋の連休に訪れた箱根芦ノ湖畔の旅館にて、窓辺の安楽椅子にゆったり座りながらつい描いてしまった、窓まわりの実測スケッチです。部屋に入ると正面に見える大開口は400mmほどの腰壁とやや深めの窓の抱きが効いていて、窓まわりの一角だけ...
日々の風景

錦帯橋

久々に取り出してみた ちょっと昔のスケッチブックから山口から 広島方面へ 旅したときの1枚です当時は トンボのPLAYCOLOR2 ネイビーブルーの水性ペンをよく使っていました水性なので 描いている途中で雨が降ると 滲んでしまって大変です^...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(6)

倉敷国際ホテル倉敷に多くの優れた建築物を遺した岡山出身の建築家、浦辺鎮太郎の設計によるホテルです。倉敷には縁あって何度か訪れたことがあり、同じ設計者による倉敷アイビースクエアには何度かお世話になりましたが、こちらは初の宿泊でした。部屋のスパ...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(5)

ホテルグランドブルターニュ(アテネ)会社の社員旅行で訪れたギリシャ。アテネの中心、ギリシャ議会議事堂前のシンタグマ広場に面した、非常に高級なホテルに泊まらせていただきました。まず、廊下から入ってすぐの前室だけでも収納含めて3畳弱のスペースが...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(4)

リーガロイヤルホテル大阪日本建築の近代化を目指した吉田五十八がタワー棟を設計したホテルです(当時の名称は大阪ロイヤルホテル)。特にロビーと庭園の水を室内に引き込んだラウンジが有名で、一度泊まって見たかったホテルです。大阪に住む同期の友人を訪...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(3)

奈良ホテル大きな現場が終わった年の夏休みに訪れた奈良一人旅。この旅の楽しみのひとつが奈良ホテルの実測でした。部屋の広さもさることながら、天井高もとても高く、さすがに一人で泊まるには勿体ない空間でしたが……室内は約1mごとに4寸(120mm)...
たてものの実測

泊まった部屋の実測(2)

西鉄イン福岡出張の折に滞在した、ホテルの部屋の実測です。廊下から測ると左側の間仕切壁が400mmほどあり、壁厚としてはちょっと不自然です。最初は浴室の奥にパイプスペースがあるのかと思いましたが、今考えると部屋の柱型に沿って梁が通っていて壁の...
いごこち研究室

四君子苑

京都にあり、年に2回ほどしか見ることのできない数寄屋造りの住宅。私も訪れたのはまだ一度きりです。屋外とも屋内ともつかない、開きつつ空間を規定していく渡り廊下。壁と柱と垂壁のリズム、少しクランクしながら奥へと誘う床、両側に見える塀と植栽の対比...
いごこち研究室

流店

岡山、後楽園の真ん中あたりに「流店」という名前の、とても個性的な建物があります。雨戸の戸袋以外は壁が一切なく、細い柱だけで屋根と2階を支えています。ファサードを見ると、1階はピロティ、2階はマッス(ボリューム)として感じます。建物の中に庭園...
いごこち研究室

泊まった部屋の実測(1)

博多都ホテル建築家・遠藤勝勧さんへの憧れから始めた、泊まったホテルの部屋の実測スケッチ。こちらは、旧博多都ホテルのシングルルームです。福岡へ出張の折、文庫本サイズのノートにフリーハンドで三角スケールを当て、50分の1スケールで記録しました。...
いごこち研究室

サンライズ瀬戸B寝台シングル

最小限の居場所ブルートレインが引退して久しいですが 現役で走り続ける 数少ない寝台列車懐かしい旅情もさることながら その居心地良さに惹かれて 中国〜四国方面への旅のとき よく愛用させていただいています座って半畳 寝て一畳畳一枚は 古くから人...
いごこち研究室

マカオのベランダ

もうひとつのリビング学生時代 建築史の先生からのお誘いで 連れて行っていただいた マカオの旧市街ふと見上げると とても気持ちよさそうなベランダが 空中に張り出していましたC.アレグザンダーの「パタン・ランゲージ」に「一間バルコニー」という項...